友人と二人登山/筑波山(2017.4.5) ソーセージラーメン+おにぎり
4月3日には旦那さんと山梨県の石割山に登りましたが、その2日後には筑波山へ。
今年の8月中旬から2週間くらいかけて、車ごと北海道へフェリーで渡り、ぐるぐると道内をまわる車中泊の旅を計画しておりまして、そこで利尻島の利尻富士(注:日本百名山、2,000m超えの山)に登る予定です。
ちなみに同行者は、子どもの頃に山に登っていたきりだったYさん。ほぼ拉致(笑)
が、さすがにいきなり利尻山は厳しいだろうということで、ちょっとずつ山に慣れよう!という特訓が始まりました。
2日前の石割山で雪山にこりて、さすがに最初の洗礼が雪山だときつかろうということで、筑波山に決定。
筑波山(茨城県)日本百名山
標高877m 上り347m 下り347m
歩行時間 4時間40分
歩行距離 5.1km
<今回のルート>
上り:つつじが丘駐車場→弁慶茶屋跡→女体山山頂→御幸が原→男体山頂上
下り:男体山頂上→御幸が原→弁慶茶屋跡→つつじが丘駐車場
アクセス:☆☆
レジャー度:☆☆☆
登りやすさ:☆☆☆
達成感:☆☆
トイレ:女体山山頂、御幸が原にあり。飲食店や土産物屋も充実
混雑度:☆☆☆
☆3つが満点
筑波山のふもと、つつじが丘駐車場に到着!
筑波山は二度目なのですが、前回は電車だったので、今回車は初。
しかも何気に、わたくし旦那さん以外の人と二人での登山は初でした。今回は私がリーダー!(笑)
両国在住のYさんを自宅近くでピックアップし、常磐道を経由していざ筑波山へ。
前に登った時はシーズンだったのと週末だったのもあり、ものすごい混雑で登山渋滞が起こってましたが(※登山渋滞→人が多すぎて、なかなか進めず滞ること)今回は平日だったので無問題!
駐車場には、昭和レトロな乗り物がいっぱい。ちょっと鉄分多めのYさん、古いタイプの新幹線に軽く悲鳴。
では、一番メジャーなおたつ石コースで、いざしゅっぱーつ!
で、毎回そうだけど、やはり最初の洗礼階段、なかなかきつかったです。
筑波山は低山の百名山だけど、やはり山は山。なめちゃいけません。
筑波山は神話に基づく色んなスポットがありまして、これは弁慶七戻り。
古来「石門」といい、聖と俗を分ける門。頭上の岩が落ちそうで弁慶も七戻りしたと言われているとか。
母の胎内くぐり
筑波山禅定(修験の行)の行場の一つ。岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しているそうです。
筑波山、けっこう岩がごろごろ多い山です。
なので、1歩1歩をゆっくり大股でいかないといけません。
国割り石
往古諸神が集い、この石の上に線を引き、神々の行くべき地方を割り振ったと言われているそう。
裏面大黒
大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿のように見えることからこう呼ばれているとか。
大仏岩
大仏のように見えるこの巨岩は、高さなんと15m。女体山頂近くにそびえ立っています。
これは女体山山頂後に見られるガマ石。
この場所で「ガマの油売り口上」を考えだされたことでガマ石と呼ばれているとか。
筑波山のガマの油は有名ですね。
ガマの口に石を投げいれれば、願い事が叶うらしいです!
でもけっこう難しいです。
ぜいぜい。女体山山頂、到着!
頂上は断崖絶壁、こけたらまず助かりません。
あ、バナナ発見。
筑波山は女体山と男体山、双頭の山で、どちらにも神社がまつられています。
Yさん、おみくじを引くの図。→大吉でした
女体山山頂からすぐの、御幸が原。展望台の向こうに見えているのは、男体山です。
ここはトイレ、飲食店、土産物屋さんがたくさんあって、山初心者には安心。
昼食後、男体山へ。
男体山の山頂は、女体山よりやや低い871mだそうです。(女体山は877m)
伊弉諾の尊(イザナギノミコト)がまつられているのですね。
ということは、女体山はイザナミノミコトかな。
それにしても山は、神話が息づいているところが多いです。
ちょうど、カタクリ祭が行われていました。
ちょこっとだけ咲いていたカタクリ。
そして下山時、下から軽快に登ってくるこの子を目撃!
勝手知ったる自分の山、という感じで慣れた足取りでさくさく登っていました。
最初、後ろからついてきている女の子2人組みの犬なのかな?と思ったら、何と野良犬だそう。
どこかのお店の番犬がお散歩していたのかな。
さすがに四足だからか、すごいスピードでした(笑)
無事、カエル。
帰りは、滑り台でしめくくるの巻(笑)。同行したYさんをゲキシャ。
筑波山、楽しかった!
次の特訓はもう少し高い山にします(笑)
夫婦登山//石割山(2017.4.3) ソーセージラーメン+おにぎり
最近、冬でも登山、意外といけるじゃないか!と言っていましたが、この石割山はまじでこわかった・・・ガチで雪山+傾斜が急。
本当に怪我するかと何度も思いました。
冬は山梨の山はダメ、絶対。(2日後に行った筑波山は、全然大丈夫だった)
軽アイゼン、来シーズンは買います。
標高1,413m 上り405m 下り405m
歩行距離 3.7km
歩行時間 4時間(本には2時間半、入門クラスと書いてあったけど、雪のため4時間ほどかかりました)
<今回のルート>
上り:石割神社駐車場→石割山登山口→石割神社→石割山頂上
下り:石割り山頂上→東海自然歩道分岐→駐車場分岐→石割山登山口
アクセス:☆
レジャー度:☆
登りやすさ:☆
達成感:☆☆
トイレ:麓の駐車場のみ
混雑度:☆
☆3つが満点
最初、山梨県の大菩薩峠に行こうとしてカーナビをセットするも、1分おきに「道路が規制されています」と言い続けるため、目的山を変更。
同じ山梨県内の石割山にセットするも、既に普通の道路から雪がかなり積もっておりました・・・
大菩薩峠は、路面凍結などの理由でおそらく登山口までもたどりつけなかっただろうなあ。
登山口近くの駐車場。
うわあ・・・なんか雪が既にすごいけど・・・
大体、最初ののぼりで洗礼を受けるパターン、今回も例にもれず。
しかしこの石割山、山レベルとしては入門クラスなんですが、積雪時はレベルが中級以上に跳ね上がってると思われますよ。
雪で階段が埋もれております。ぜいぜい。
時々、樹の枝に積もった雪がばさばさーと落ちて来て、痛いし冷たいしで叫ぶ私たち。
後ろを振り返るとけっこう怖い。
ソリがあるときっと楽しいかも。
一応人の足跡はあるものの、やはりシーズンでないのとそんなに人気がない山なのか、雪をずぼずぼ蹴散らして進むしかないという感じ。
石割神社に到着。
この石割山は、この巨大な岩石をまつっている山だそうです。
狛犬が・・・寒そう・・・
古事記にある、「天岩戸伝説」の地と言われているエリアだとか。へえー!
確か、天照大神が岩に隠れてしまって、真っ暗になったとかそんな話でしたっけ。
→ぐぐる→当たってた。
正面から見ると、この岩の裂け目が「石」という文字に見えるとか。確かに!
で、突然ですが頂上に到着しました(笑)
いやー、本当に雪がすごくて、石割神社以降は写真を撮っている余裕はほとんどありませんでした。
もう、冬の山梨の山はダメ、絶対。(笑)
少し雲に隠れてしまってるけど、富士山も見えました。
頂上は展望がよくて、絶景です。
右側を向くとまた別の山が。何の山かなあ。
そして冬シーズンの定番山ごはん、ラーメン+ソーセージ+卵+カイワレ。
やはり寒いところで食べるごはんは、温かい汁ものが鉄板です。おいしかったなあ。
でもそろそろ暖かくなってきた(ていうか最近、春を通り越して暑い)ので、山ごはんもまた色々進化させねばです。
途中見かけた、分岐の雪だるま。
で、帰り道ももちろん雪山道なんですけど、なんか数メートルごとにこんな感じで雪玉が木の枝に差してあって、ストックでいちいち破壊しながら帰りました(笑)
子どもが集団で登ったのかね、なんて話しながら。
装備的に冬は低山しかいけないけど、今年は森林限界を見たいので山レベルをUPさせたいです。
木曽駒ヶ岳とか、立山とか行ってみたいなあー
そしてこの石割山の2日後、筑波山に登る、の巻。すぐ続く。
日々のことを綴っていく楽しみ
ホトリを借りて丸5年が経ちました
一昨日、ホトリ近くの公園で1人花見むすび。
ホトリを借りて丸5年。桜の季節は、ホトリをオープンしようとがむしゃらだった自分を思い出させてくれます。って毎年書いてるけど。
去年の日記を見たら、同じことを3月31日に書いてますよ。今年の桜がいかに遅かったかがわかりますね。
saorin-fotori.hatenablog.com
あ、何のことかわからない方のために書きますが、私は東京・浅草橋で写真系のアトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を運営しています。そのギャラリーのことね。
病気のネタではない日々を綴るのが楽しくなってきた
このブログも、もう治療も落ち着いた今はほぼ趣味のアウトドアについてのブログになりました(笑)
乳がんになった時、他の皆がどんな治療をしているか、どんな副作用が出ているか、とにかく情報が欲しくて、ネットを検索しまくりました。
で、同じように乳がんを経験したけど、今の私と同じで一通りの治療を経験し、最近更新される日記はその人がもらったスイーツとか、どこどこに出かけたとか、そういうブログも多くて、その時私は思ったものです。
「そんな今の何でもない日々のことはいいから、もっと病気のことについて書いてほしい」
もしかして、なんらかの検索でこのブログにたどり着いてくれた人も、同じことを思ってるかもしれません。
この人、山とかキャンプとかそんなことばかり書いてるけど、もっと乳がんのことについての記事を書いてくれよ、とか(笑)
でもそう思っている皆さんに、今の私は言いたい。
「今はきっと、病気のことで頭がいっぱいだと思うけど、いつか必ず、そんなときもあったなーと平和に振り返るときが来ます」
うちなんて、最近の夫との会話で「手術や抗がん剤を受けたのって・・・何年前だっけ?え?1年半前?もうそんなに経ってるっけ?」と、既にいつのことなのか記憶があいまいになってきている始末(笑)
これを読んでいる皆さんが、なんでもない日常が楽しいなあ、と思える日が増えていくことを祈っています。
trangia(トランギア社)メスティン飯ごうでごはんを炊いてみた(バリ取り下準備もした)
スウェーデン軍御用達の名作飯ごう、トランギア社のメスティン
先日日記にUPした越前岳で、メスティン飯ごうデビューしました!
で、このメスティン飯ごうの準備段階と実際にごはんを炊いてみた話をまとめてUPしたいと思います。
まず、買ってきてテーブルの上でそのまま並べて写真を撮った図。
買ってきたばかりの状態だと、フタと本体、どちらも縁部分がギザギザした状態で危ないので、やすりでバリ取りをする必要があります。
まあ、面倒な人は軍手してやればそのまま使えると思いますが・・・怪我したくないならやった方が安全。
一生懸命やすりがけ。
アルミの粉がいっぱい出ました(笑)
フタ・本体どっちの縁も、なめらかになりましたよ!
そして実際に炊いてみよう!の図。
何も考えず、米をそのまま持ってきて、いざこの段階で気づく。
「米とぐの忘れた!!!」
いや、ていうか米はとがなくてもよいのか?
この時点で議論となりましたが、この日は一度水を入れてかきまぜ、ゆすぐくらいにゆるくとぎました。
そもそも、メスティン飯ごうを知ったのはこちらの漫画『山と食欲と私』から。
漫画のページの中のセリフ、見落としていました。
「水にひたしていないお米から炊く場合ですよ・・・」とありました。(←今知った)
というわけで、結論はとがなくてもよい。です。 →すみません、やはりといでから水にはひたさず持参が正解っぽい。
米1合を入れたら、お水は中の丸いぽちぽちの真ん中のところまで入れます。
火にかけます。
最初は火力マックス、強火で。
そのうち、こんな感じでぷぷっと沸騰して吹きこぼれてきます。
こうなったら、超弱火で15分。
しばらく待っていると、「チリチリチリ・・・」という不思議な音が聞こえてきます。
そしたら火からおろして、タオルなどにくるんで10分ほど蒸らします。(→と漫画には書いてあったけど、写真の通り雪山で寒くて、蒸らしは適当でした)
じゃじゃーん。炊けた!
お味は・・・すごい!!おかまで炊いたみたいにおいしい!
家から仕込んできた豚肉とキャベツを重ね合わせ、豚丼のできあがり!
こんなシンプルなアルミの器なのに、とっても優秀でした!メスティン!
難点は、やっぱりちょっと時間がかかるところかな。
でも、その待つ時間も食欲をそそるんですよね~
メスティン飯ごう、おすすめです!お試しあれ。(次は何を作ろうかなー)
アビの子犬時代の写真が出てきた
昔の写真を色々漁ってたら、アビの子ども時代の写真が出てきて悶絶しておりました。
なんてかわいいんだ・・・。(すみません親バカ上等です)
今もかわいいけどね。
上の子犬時は3か月くらい。3月で13歳になったばかりのアビ。
もう13年も一緒なんだね。
元気で長生きしてくれよ。
夫婦登山/越前岳(2017.3.4) メスティンで豚丼
越前山(静岡県)
標高1,504m 上り628m 下り628m
歩行距離 5km
歩行時間 4時間
<今回のルート>
上り:十里木高原駐車場→十里木高原展望台→馬の背→勢子辻分岐→頂上
下り:上りの逆、同じ道を帰りました
アクセス:☆
レジャー度:☆
登りやすさ:☆☆
達成感:☆
トイレ:麓の駐車場のみ
混雑度:☆
☆3つが満点
どんどんUPしていかないと追いつかなくなる登山日記。(この後、2つほど山に登っている)今回は静岡県の越前岳です。
東名高速から富士山がどどんと見えました。やっぱりいいですなあ。富士山。
十里木高原駐車場に到着。トイレを済ませ、登りはじめます。
いつも思いますが、山登りって最初の段階ですごい階段の洗礼を受けるのよね。
おおーすごい眺め。
ゴルフ場でしょうか?
登山時のカメラはすっかりデジタル派。(注:普段、作品を撮る時などはフィルムカメラを愛用しているため)
光がきれいだったのでこんな写真も撮ってみたりして。
階段を昇り切り、十里木高原展望台に到着。
ここから富士山の雄大な姿が拝める・・・はずだったのですが、恥ずかしがり屋の富士山は雲に隠れてしまいましたとさ。
上に登るにつれて、少しずつ雪が出てきました。
途中こんな大きな岩場もあったりして。
越前だけはなんか登山道なのかよくわからない道が多かったです。
土につららがたくさん。
平坦地。という名の開けた場所に到着。
頂上まであと50分か。
この辺りから、樹に雪がついたままの樹氷が多く見られて、とてもきれいでした。
背景には富士山が頭だけちらっと見えてるんだけど、これもっとちゃんと見えてたらいい写真だったんですけどね。
ちょっとピンぼけだけど。きれいでした。樹氷。
この後、別のもっとすごい雪山にも登ったけど、この樹氷が見られたのは越前岳だけだったんですよね。
勢子辻分岐に到着。頂上まであと少し!
どんどん白銀の世界になっていきます。
頂上到着!つか一面真っ白!
途中あまりハイカーを見かけなかったけど、頂上にはちらほらいました。
今日の山ごはんは、じゃーん。トランギア社のメスティン飯ごうでごはんを炊いて、
家で仕込んできた豚肉を温めて、
豚丼だー!!!!
もうおいしくてがっついてしまいました。メスティン飯ごう、バンザイ!
この飯ごうについては別の記事でがっつり紹介しますね。
そして豚丼のお供は、先日紹介した無印良品のオクラ入りねばねば野菜のスープ。
このスープ、美味しくて感動。
そしてまた、帰りはもと来た道を下ります。
車での移動だと、どうしても駐車場まで戻らなければいけないので、行きと同じ道になるパターン、多し。
電車移動だと行きと帰りで違う道になっても無問題なんですけどね。
むー、富士山・・・見えず。残念。
これ見えていたら絶景だろうなあ。この展望台おすすめですよ。
はるか下に見えている我が家の愛車まで、ひたすら下りていくのでありました。
越前岳登山日記、おしまい。
そしてこの次は山梨の石割山に登りましたが、今年登った中で一番やばい雪山(しかも我々、アイゼンなどの装備なし)でした。乞うご期待(笑)