畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

金峰山(2017.6.5-6) 金峰山のてっぺんからご来光と雲海を見れて鳥肌

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金峰山山頂から見たご来光と雲海、周りの山々の美しさ、こみあげてくるものがありました

1か月以上たってしまいましたが、6月初旬に山荘泊で登った金峰山の記録です。
3時過ぎに起床して金峰山山頂に登り、そこから眺めた自分の足元はるか下に広がる雲海、八ヶ岳、富士山、アルプスの美しい峰、そしてすべてを赤く染め上げるご来光。360℃大パノラマで見たあの絶景は忘れられません。

金峰山(長野県・山梨県
標高 2,599m 上り1,080m 1日目 約5時間 2日目 4時間

<今回のルート>
1日目
上り:瑞牆山荘→富士見平小屋→金峰山小屋(宿泊)

2日目
下り:金峰山小屋→金峰山山頂→金峰山小屋→富士見平小屋

アクセス:☆☆
レジャー度:☆☆
登りやすさ:☆
達成感:☆☆
トイレ:登山口の瑞牆山荘、富士見平小屋、山頂の金峰山小屋にあり。
混雑度:☆☆☆

☆3つが満点

 

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駐車場があるのはここ、瑞牆山荘。お手洗いを済ませて出発です。

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クライムオーン!
ちなみに瑞牆山へもここから登れます。

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1時間ほどで富士見平小屋に到着。 キャンプ場も広がっていてとても気持ち良いところでした。

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金峰山は岩&石のガレ山。ガレガレ。

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途中の分岐点にあった大木(のなれの果て。)ちょっとドラゴンの頭っぽい 

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金峰山、途中に鎖場は3か所ほどありましたが全然難しくないです。

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段々展望が開けてきました。1日目はちょっと曇りでしたが。

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再び鎖場。 

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岩だらけの道を進みます。

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うーんいい眺め

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この日は、金峰山山頂はお預けして予約しておいた金峰山小屋に直行。

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平日にもかかわらず、この日は10人以上の宿泊客がいました。 

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まずはビールでカンパーイ

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金峰山小屋の夜ごはん。豪華!しかもワイン&メロンつき!

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ワインでもカンパイ。

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しかもカレーもありました!がっつり食べました。優しい味のカレーです。 

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この日の夕方はこんな感じで雲は厚め。でも峰の向こうに雲の切れ間が。 明日の天気予報は晴れ。明日に期待!! 

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そして3時過ぎに起床。日の出は4時半くらいだけど、既に空は白み始めていて、既に感動。 

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ヘッドライトを付けて金峰山山頂を目指します。
岩岩の道を登っていくんだけど、朝方の気温は0℃くらいで岩に霜が降りていて気を付けて登らないと危険。

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山頂到着!うわあー既にやばい。美しすぎる。
しかも下に雲海が広がっているというミラクル!
アルプスも遠くに見えています。

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八ヶ岳が見えます。
このマジックアワーのような空のグラデーションが本当にきれい。

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ご来光!

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ご来光を撮るわたくし。撮影は同行したKさん。
朝方の山頂は特に寒くて、ウール長袖+フリースにダウンベストを着ても寒かったです。

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朝日が、富士山と金峰山のシンボル、五丈岩を赤く染めます。 感動!!!

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言葉になりません。

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雲海にちょこんと頭が突き出た富士山。やはり美しい! 

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日が昇ると、あっという間に明るくなります。
そろそろ山小屋の朝ごはんの時間が迫ってくるので戻ります。

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山の稜線から朝日が・・・ 

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岩に霜がおりていて、登りよりも下りの方が注意が必要。

f:id:saorin_fotori:20170621141637j:plainこんな感じで植物にも霜が降りて、それはきれいでした。

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何枚も写真を撮ってしまう。

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小屋に着いたころには、すっかり明るくなっていました。
小屋の隣にある、大岩ケルン。 

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小屋から見上げると、五丈岩があんなに小さく見えます。

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そして金峰山小屋の朝ごはん。おかゆとおかず、早朝でも余裕で食べれます。
私はおかゆをおかわりしました。

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金峰山小屋は飲み物が自由に飲めるのがうれしい!

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ランプも素敵。窓の外には八ヶ岳が。

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準備をして下山。 アルプス、今度登ってやるからなー待ってろよー!の図。

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結局通らなかったけど、千代の吹き上げ。かっこいい。

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自分たちの影も入れてみた。

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昨日はあまり思わなかったけど、大日岩、ものすごい迫力。

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金峰山は本当に岩の山ですね。

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富士見平小屋に到着。きのこうどん、美味です! 

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みんなで食べる前に撮影会。

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瑞牆山に登ろうかーという話も出ていたけど、ちょっと時間的に厳しいのでまた今度に。 おかげで富士見平小屋でゆっくり過ごせました。
森の木々が写りこむコーヒーをいただく至福。

本当に美しいものをたくさん見れた山行でした。
金峰山小屋のお姉さんから、「次は秋においでー」と言われたので、ぜひ秋に行きたいなと思います。