BSCで1回目の生理食塩水注入
今日は夫の実家から送ってもらった越前ガニパーティーでした、うまかった
年明けに急遽仕事が入り、その準備でやっと今日仕事を納めることができたsaorinです。こんばんは。
今年はカレンダーの関係で、仕事が終わったと思ったらもう年末感ハンパないですね!
最近寒いし、やっと冬だなーという実感がわいてきました。(遅い)
先日27日に、BSC(ブレストサージャリークリニック)へ生理食塩水を注入してもらいに出かけてきました。
朝9時の予約で早いなーと思いながら出かけましたが、たまたま日曜日で朝から予約している方たちで混雑。年末ですしね・・・
乳房再建の道のりは長いような短いような
生理食塩水?はて?と思っている方も多いと思いますので、乳房再建について簡単にまとめます。
エキスパンダー(風船みたいなもの)挿入手術(私の場合は乳がん手術と同時)
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エキスパンダー内に生理食塩水注入1回目 ← イマココ
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エキスパンダー内に生理食塩水注入2回目
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エキスパンダー挿入後、約8ヶ月後にシリコンインプラントに入れ替え手術
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乳輪乳頭の再建(自費)
乳がん全摘手術と同時に再建をする人は、左胸完成まで約10カ月くらいかかるというわけですね。
ただし、順調にいった場合の話で、治療のやり方にもよるので個人差があり、です。
乳がん宣告とほぼ同時に再建することにしたのですが、色々勉強するヒマもなく・・・
そりゃそうです。今まで健康そのものだったし、乳がんだけでも青天の霹靂だっつーに、乳房再建にまで知識を深める余裕なし。
宣告→手術入院まで嵐のようにあっという間に物事が進んでいき、何だかよくわからないまま今ここに至る、という感じは否めないのですが、今、手術後かなり体調が回復してきて、再建の流れについて自分でも何となく流れがつかめました。
エキスパンダーを入れる理由は、乳房を切除してしまうと、その周りにあった皮膚がしぼんでしまうからです。
出産後に膨らんでいた妊婦さんのお腹の皮膚がしぼんでしまうのと同じ理由で、皮膚は膨張していないとしぼんでいく性質があるそうで、それを防ぐためにエキスパンダーと呼ばれる、生理食塩水を注入できる風船を挿入します。
途中、生理食塩水を何回か注入し、最終的に400ml水が入った状態にまでにするらしい。今すでに結構巨乳なのに(注:左だけ)さらに増えるのか・・・
皮膚が十分に伸びたら、最終的にはシリコンを入れるわけです。豊胸手術をしている人は、こういうことをして乳を大きくしているわけですね。
でも、今回しょうがないからやったけど、病気じゃないのにこういうことをする人がいるんですよね。
私からしたら「よくやるなー・・・」という感じでした。
隠し撮りしたBSCの施術台
左胸がパーンです!いよかんです!
というわけで、術後最初の生理食塩水を注入してもらいました。
もともと乳房切除手術時、400ml中200mlは入っているのですが、今回新たに70mlを追加注入。
胸に注射で水がどんどん入っていき、100mlまで入った時は、胸がぱんぱん!あばらまで圧迫される勢いでした。
「ちょ、ちょっと胸が苦しいです・・・」と訴え、30ml抜いてもらって70ml注入。
たかが30mlの差がかなり大きかったです。
で、やっと胸が安定したので、もうスキップしても走っても自転車乗ってもよくなりました!
というのも、今まで術後は200mlしか食塩水が入っておらず、胸の中のエキスパンダー周囲に空間が空いていて、胸が縦揺れになる動きをするとエキスパンダーが中で動いてしまって体液が出る→合併症を引き起こすということになりかねなかったのです。
が、今回ぱんぱんに入れてもらったので、もうエキスパンダーは動かず!運動もOKが出ました。
あーよかったです。何気に縦に動かないように注意するの、結構大変なんです。特に外出時。
動くのは気にしなくてよくなったけど、おかげで今左胸はもともとの大きさよりも一回り大きく、ぱーんとしてます。いよかんのようです・・・(下ネタすみません)
でも、なんで最初のエキスパンダー挿入時に一気に400ml入れないんだろう?と疑問に思っていたのですが、最初から食塩水を全部入れたら、 多分、かなり痛いからだろう、と思ってます。
さて、年明けは7日に病院の診察外来の予約をしているので、抗がん剤治療の詳しいスケジュール等が決定します。
今年はなんかばたばたで夫以外と忘年会ができませんでした。悲しい。
治療が始まる前までに新年会やりたいです。