2人山荘泊登山/硫黄岳篇(2017.5.23-24) 八ヶ岳の絶景に感動・オーレン小屋最高
八ヶ岳の圧倒的な存在感に胸が熱くなりました
硫黄岳(長野県)八ヶ岳
標高 2,760m 上り868m 1日目 約6時間 2日目 6時間
天狗岳(長野県)八ヶ岳
標高 2,646 m
<今回のルート>
1日目
上り:桜平→夏沢鉱泉→オーレン小屋(荷物をデポ)→夏沢峠→硫黄岳山頂→夏沢峠→オーレン小屋
2日目
上り:オーレン小屋→箕冠山→根石岳→東天狗山頂(西天狗は行かず)
下り:東天狗山頂→根石岳→箕冠山→夏沢峠→オーレン小屋
アクセス:☆
レジャー度:☆☆
登りやすさ:☆
達成感:☆☆☆
トイレ:夏沢鉱泉、オーレン小屋にあり。夏沢ヒュッテは6月から
混雑度:☆
☆3つが満点
完全に山ブログと化しておりますwww
1週間以上経ってしまいましたが、先日友人と2人で訪れた八ヶ岳の山荘泊山行の記録です。
今まで単独峰しか登ったことがなかったので、目の前にそびえたつ山々の圧倒的な存在感に胸が熱くなりました。
一緒に行ってくれた偉大な写真家Kさん、ありがとう!(黒ジャケット着ている私の写真は、全部Kさんに撮ってもらいました)
車を桜平に停めて、いざ出発!
ちなみに桜平の駐車場までが、ものすごいオフロードです。
苔むしていて、とてもすてき。
1時間半くらい歩くと、宿泊するオーレン小屋に到着します。
先日登った蓼科山は、山頂に小屋があるので荷物をえっちらおっちらかついで登って行かなければいけないけど、今回は必要な荷物以外は全部小屋にデポ(注:山用語で置いていくこと)していけるので、とても楽でした!このスタイル最高。
中はとても広くて、薪ストーブがありました!
山は、地上の季節よりも2か月くらい遅れていると考えた方がよいです。
朝晩はまだ0℃くらい。
お酒も豊富。ふふふ。。。
平日だったこともあり、個室に泊まることができました。しかも個室代は無料。ラッキー!
我々のほかに3組宿泊客がいましたが、全員個室でした。なんて快適ww
硫黄岳へ出発する前に、オーレン小屋の前で腹ごしらえ。
鉄板・ソーセージ入りラーメン。
では、いざ出発!
お互いうれしくて、写真を撮り合っていました。
林道は木の枝や葉っぱで地面まで太陽が届きづらいので、こんな感じで雪が割と残っています。
でも雪は柔らかめなので、アイゼンなしでもまあ歩けました。(踏み抜き(ずぼっとなること)が多かったけど・・・)
夏沢峠に到着。夏沢ヒュッテは、6月初めの開山祭と同時にOPENだそうです。
では、夏沢峠から硫黄岳をめざします!
いやーいい天気だなあ。
最初は軽アイゼンをつけながら1歩1歩進みます。
高度を上げると、森林限界を超えてきて雪がなくなってきました。
ふと振り返ると、さっき通過した夏沢ヒュッテが見えます。ここまで登ってきたのね。
はるか向こう側には、明日登る天狗岳が。
岩が多いガレ場を登っていきます。
途中、こんな感じで狭いところを通るので注意が必要です。
お、上から人が下りてきたね。
人が入るとこの風景のスケールがわかりますね。
ケルンが登場し始めました。
これは霧などで視界が悪い時、道しるべとなるものです。
今日は必要ないけどね。
ケルンを積み上げるわたくしsaorin。(撮影:Kさん)
もう本当に絶景すぎて、写真を撮りまくっていたためコースタイムよりだいぶ遅れ気味でしたwww
えっちらおっちら、登って行きます。
山頂はもうすぐ!目の前に見えているんだけど、そこまでが意外と長いです。
Kさんが撮ってくれた私。いやあすばらしいね。
千と千尋の神隠しの最後のシーンに登場するような、不思議な風景でした。
ザ・山頂記念写真。山頂にいたお兄さんに撮ってもらいました。
目の前にそびえたつ赤岳・横岳が感動。
赤岳をカメラにおさめるわたくし。
いやあ絶景です・・・
パノラマで撮ってみました!
キリがないので、そろそろ下山。でも名残惜しくて、最後に山頂記念写真を撮ってくれたお兄さんたちをゲキシャ。
もとの道を戻ります。
踏み抜きをしないためにはどうするか?というテーマを話し合う(笑)
なんと、オーレン小屋にはお風呂があります!普通山荘にはお風呂はないので、これはすばらしい。
くたくたの体をいやすことができました。
お待ちかねのごはん。カンパーイ!
夜ごはんは、馬肉鍋でした。おいしかったー!
2日目の天狗岳編に続く。