単独山荘泊登山/蓼科山後篇(2017.5.16-17) 蓼科山荘ヒュッテに泊まる
ここにたどり着くまでが大変だった
前篇は山ごはん・カレーうどんの平和な内容でしたが、後篇は結構大変だった話です。
ここは蓼科山の山頂に立つ山荘で、蓼科山頂ヒュッテです。
ここにたどり着くまでが、もう大変だったのよ・・・
前篇のカレーうどんを食べた大河原峠から、もうこんな感じで雪道でした。
前日に買った軽アイゼンを装着します。
でも、こんな感じで雪がないところもあって、そうなると軽アイゼンつけたままだと歩きづらいんですよね~
で、いきなりなんか登ってる写真になってますが、1枚↑の写真からだいぶ経ってます。
もう、登るのに必死で悠長に写真を撮っている余裕は全くなかったです。
この写真もよくわからないかもだけど、割と急な斜面が全部雪で覆われていて、でも登るしかないので必死に足を動かして、何とか立ち止まれるところで振り返ってゲキシャした写真。
はるか下の方に、蓼科山荘が見えます。
そこからが正念場だったのよね・・・
ずっとこんな感じ。トレース(足跡)をたどりつつ必死に足を動かしました。
や、やっと傾斜がゆるやかになった・・・
ばんざーい!到着!
蓼科山の山頂は岩だらけ。でもかなり広いですね。きっと週末だと休憩してたり、食事してたりする人がたくさんいるんだろうな。
雲が幻想的だった写真。
翌日の朝、一瞬だけ青空の晴れ間が見えたのでゲキシャ。
蓼科山は標高2,530mです。
蓼科山頂ヒュッテ。ピアノや大きなスピーカーなど、音楽が常にある山荘のようです。
あと、このこたつ電気ではなくて小さな石炭みたいなので温めていて、遠赤外線効果か、じわじわ来るんです。いいなあ。
これは大部屋。三角屋根のロフト部分が大部屋として使われています。
この山荘は個室が+3,000円だったけど、まあ大部屋でいいやと思ったら、お客さんは私ともう一人男性だけww
好きな場所使い放題でした。
大部屋とはいえ、こんな風にカーテンで仕切れるから、全然問題なし。
夕食はハンバーグシチューでした!豪華~
美味しかったです。
この日、お客さんが私ともう一人(グリーンのダウン着てる左の人)しかいなかったので、本来消灯時間は20時なんですが、21時くらいまでまったりおしゃべり。
いつもはトイレが気になってお酒を飲めないんですが、今回は大丈夫!ということで、念願のワインを山頂で飲んでみました~しかも一人で1本まるまる空けちゃったww
こたつに入って、ワイン飲みながら漫画を読む。至福・・・
ちなみに、このワインはふもとからかついできたんですか?と聞いたら、さすがにヘリだそうです。ですよね。
ちなみに私、携帯はソフトバンクなんですが、このような高山は全然つながりません。今回は何とか、この入口外らへんをうろうろしたら入ったので、旦那さんに無事到着済、のLINEを送りました。(真剣に、ドコモに変えようかと思ってる・・・)
こちらは朝ごはん。とろろがおいしい♡
ちなみに山荘のごはんは早いです。朝は5時半、夜は17時半。消灯は20時です。
翌日も天気が回復しなさそうなので、朝ごはんを食べ終えた後、少しのんびりしてから下山することにしました。もう一つの直登ルートを下りて行きます。
岩に女乃神茶屋って書いてありますね。
つーか全然雪ないし!行きもこっちのコースにすればよかったよ~
ひたすらこんな感じで岩がごろごろしているコースです。
でも登りは登りやすそうだなあ。
そしてだいぶ麓の方に近づいてきたら・・・樹の上にとあるものを発見。
!!!
これは・・・おそらく・・・熊棚です。
クマが、木の実を食べるために木の上の方に枝を折って作る熊用自家製椅子みたいなもの。だそうです。
どひーー出会いませんように・・・
クマに会うことなく、無事下山!ほっ。
ちょうど昼時でお腹がすいていたので、地元のおいしい何かを食べて帰ろうと車を走らせたら見えた蕎麦屋さん。
かきあげ蕎麦を注文。おいしゅうございました!
余談ですが、山に登るたびに何か一つおみやげを買おうと決めていて、今回買ったのは蓼科山荘ヒュッテオリジナルのてぬぐい。オコジョがかわいいー
バッジも買おうかと思ったけど、あまりかわいくなかった・・・w(ごめんなさい)
蓼科山、また来ます!今度は直登ルートで登ってもっと山頂でゆっくりしたいな。