畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

京都で泊まった宿がおしゃれ過ぎた話

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宿泊型のアートスペース -KYOTO ART HOSTEL kumagusuku-

京都旅行が決まって、宿探しに難航していたところ、たまたまこちらの紹介記事を発見しました。

www.haconiwa-mag.com

何ここおしゃれすぎる。

2人で泊まる宿は既に予約していたので、一人の日曜延泊分を予約しました。
私が泊まった時に開催されていた展示は「THE BOX OF MEMORY」

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数カ月単位で展示が入れ替わるようです。
私が見たのは2つ目の企画展でした。

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宿のふとしたところに作品があるから、見逃せません。

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さりげなく、壁にディスプレイされた本の中に漫画があったりします。

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見る角度によって見え方が変わる作品。

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レセプションから部屋に続くこの階段そのものも作品とのこと。
漆の工程がそのまま階段になっているそうです。漆は、どの段階で止めるかで色が変わるそうですよ。知りませんでした!
確かに、手前の赤い色も、奥の黒い色も、どちらも椀で見たことがあるような。

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私が泊まったのはこちらのシングル。1泊素泊まりで7,000円。
トイレと洗面所は共有ですが、とてもきれいで使い心地がよかったです!

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部屋の中にも作品が。

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机の上には図録が置かれていました。いちいちかっこいい。

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もとは築60年の木造建物をリノベーションしたそうですよ。あちこちに年季入ってる片鱗が見られます!

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ここは1階のスペース。これは展示ごとに作品は変わるのかな?もしかしたらここはこのままかもしれません。

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なかなか激しいコラージュアート。

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オプションで朝ご飯つきにしましたが、これまたおしゃれでした。
朝から結構なボリュームです。

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フィンランドのパン、初めて食べました。外側はライ麦、中部分はミルク粥という不思議な食感。カレリアンピーラッカという名前だそう。(多分、すぐ忘れる)

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いやーおしゃれです。

今後はこういう、ただ寝泊りするという行為に付加価値のついた宿が増えていきそうですね。
素泊まりで1泊7,000円は高すぎるわけではないけど、安くもない。
けど、アートも見れたしおしゃれだし、という納得がいきます。

ただのビジネスホテルに素泊まり7,000円は夢もストーリーもないもんね。