畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

BSCへ術後検診に行って、2週間ぶりにお風呂につかった

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昨日は冬至でしたね。
我が家の献立にかぼちゃを登場させるのは忘れましたが、柚子湯は楽しみました!
というのも私saorin、昨日晴れてお風呂が解禁に!ぱふぱふ
約2週間ぶりの全身風呂を堪能し、柚子の香りと温かいお湯で極楽気分を味わいました。(安上がり)
いやー、やっぱり肩まで浸かれると全然違うなー。
ただのお風呂なのに、色んなことが当たり前にできるだけでうれしいです。 

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BSCに術後検診へ
乳房再建をお願いしているブレストサージャリークリニック(今後は、BSCと書きます)へ、術後初となる検診に行ってきました。
以下、ちょっと文章表現的に露骨なところがあるので、あしからず。

そもそも、BSCへ行って何をするかよくわかっていなかったのですが、左胸の手術時に入れたエキスパンダーが問題なく入っているか、炎症などを起こしていないかなどを確認するためのようでした。

痛くないし、赤くなってないし、まあ大丈夫でしょーと思っていたら、看護師さんが胸を見るなり開口一番「あら、なんかぱんぱんに腫れてますね」
どうやら体液がたまってしまっていたようです。全然わからんかった。
どうも、胸が張ってるとか、足がむくむとか、そういう類の女性的な異変に本当にうといです。もう何十年も女やってるのにね・・・
それから何をされるのかと思いきや、ちょっとすごかった。
エキスパンダーの注入口に針を刺し、そこから注射で体液を抜くのですが、医師と看護師(両方とも女性)の2人がかりで、私の左胸をもみしだくこと数分。あたしゃ牛かい!と言いたくなるほど、絞り取られました。
出てくるのが乳ではなく体液というのが若干悲しいですが。
ぱんぱんに張っていた胸は、少ししぼんだようです。(でも、やっぱりよくわからない)

「エキスパンダーの注入口」
さらりと書きましたが、要は乳房の皮膚の上から針をぶすっと刺すわけで・・・
印とかないし、皮膚の上からどうやって注入口がわかるんだろう?と疑問に思っていたのですが、胸には金属も入っているそうで、磁石を利用した専用器具を使って注入口がわかるようになっているそうです。すごいな。
ちなみに、ぶすっと針を刺されても痛くもかゆくもありませんでした。
ふくらみはあるけど、もう皮膚の下は脂肪じゃないんだな、と少しさびしかったです。
でも、手術の傷がまだ完全に癒えていなくて、怪我したときに出てくる白い液みたいなのが出てきたのですが、看護師さんから「傷を体が治そうとしている白血球ですよ」と説明され、皮膚はちゃんと生きてるんだ、人間の体ってすごいな、と改めて実感しました。
 
さて、明日24日のクリスマスイブは、三井記念病院の術後検診です。
おそらく、手術した腫瘍部分の病理検査が終了しているはずなので、年明け以降の私の乳がん治療が確定します。