畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

しこり発覚から乳がん確定まで その3

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乳がん確定

検査を受けてからその間1週間。
同じ経験をした人は、結果が出るまで不安で仕事が手につかないとか、そわそわするとか、そんな話を聞きますが、私の場合は何というか。。。
あきらめに近い境地。
それが一番近い気持ちでした。

そして2015年10月1日。結果を聞きに行く当日。
朝10時に、予約した病院の乳腺外科へ出向き、主治医である先生の説明を受けました。

針生検の結果、私は「浸潤性乳管癌」と宣告されました。
乳がんにはまず大きく分けて「非浸潤性」と「浸潤性」の二つの種類があり、前者は胸の中だけにとどまっているタイプ、私が宣告された後者は、乳管だけにとどまらず、それを突き破って血管・リンパ管から全身に移行するタイプ。
要は別の部位に転移する可能性があるということです。

他にも細かい説明をされましたが、専門的な話なのでまた別の機会に書きます。
せめてもの救いは、がんの顔つき、悪性度を示す核グレードですが、1ということでそこまで悪質なものではないということでした。
今のところ。(追記:後から悪性度が最も高いグレードと判明、抗がん剤治療を受けることに)

マジかー。
さすがの私もしょんぼりです。
今まで生きてきた人生の中で一番へこみました。
なんも悪いことしてないのになあ。

その日は、仕事帰りにまた浅草橋に来てくれた夫と、乳がん記念日(?)と称してやけ酒飲み会。
やっていることはいつもと大差ないという。。。

癌がどれくらい進行しているのか、また他の臓器等に転移しているのかどうか、これからさらなる精密検査を受けることになりました。

もう、ここまで来ると若干どうにでもなれという感じ。