畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

単独山荘泊登山/蓼科山前篇(2017.5.16-17) こってりカレーうどん 

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ついに単独で山荘泊デビューを果たす(ペース早い)

蓼科山(長野県)八ヶ岳独立峰
標高2,531m 上り888m 下り888m 1日目 約7時間 2日目 3時間

<今回のルート>
上り:竜源橋→将軍平分岐→亀甲池分岐→大河原峠→蓼科山荘(将軍平)→蓼科山山頂
下り:蓼科山山頂→女乃神茶屋(蓼科山登山口)

アクセス:☆
レジャー度:☆☆
登りやすさ:☆
達成感:☆☆☆
トイレ:駐車場の女乃神茶屋、蓼科山荘、蓼科山頂ヒュッテにあり。(女乃神茶屋以外は有料)大河原峠のトイレは5月の時点では閉鎖。
混雑度:☆

☆3つが満点

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山に登るたびに、どんどんはまっていっています。
先週(5/16-17)は、ついに一人で山荘泊デビューを果たしました!
どんどんたくましくなっていっている自分を実感します(笑)

途中の八ヶ岳PAから見えた、八ヶ岳の美しさに感動。
中央道も、長野まで運転したことはなかったのでかなりの長距離ドライブでした。

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ビーナスライン沿いの登山口、女乃神茶屋(すずらん峠)に到着。駐車します。
新しい相棒、フリード君とはしばし明日までお別れです。(ちゃんと待っていてくれよ~)

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せっかく山荘泊するので、少し長いコースにしようかと女乃神茶屋から竜源橋まで歩きます。
途中の展望台からの景色も絶景。

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そう、ここは既に標高が割とあるんですね。

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竜源橋の登山口に到着。

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これは登山計画の地図。竜源橋の登山口から、まず将軍平の分岐をめざします。

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で、歩き始めて最初にいきなりミスる。この先、なんかおかしいなあ、、、登山道から外れてるなあ、、、と思っていたら、小さな沢を渡るのが正しいルートだったようで、これでいきなり30分のロス。
まあ、最初の10分で気づいてよかったですが。

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森の中をぐんぐん歩いていきます。

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最初の方は、苔がとても美しかったです。
ちょくちょく足を止めて写真を撮るため、もともと遅いのにさらに時間がかかるw

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沢沿いの道を歩きます。
もう少し雪解けが進んだら、上流から水が流れてくるのでしょうね。

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クマザサの原っぱに出ました。将軍平分岐です。

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これが蓼科山の全貌。「諏訪富士」と呼ばれているくらい、とてもきれいなフォルムですね。

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この時点でお腹がすいたので行動食(注:エネルギー不足にならないように、山行の時はちょくちょくおやつを食べます)に冷凍バナナを取りだすも、でろんでろんに溶けていて失敗。
ザックの奥の方に入れていたカレーうどん用の豚肉とかは溶けていなかったので、手前のポケットに入れていたのも敗因か。
食べ終わった後のバナナの皮が割と重いのでくやしいけど、今後は普通のバナナを持っていこうと思いますw

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あと、最近作ったアップルパイを持っていきました。
アップルパイは、行動食にぴったり!果糖は吸収されやすいし、腹持ちもよいです。

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いやあ美しいなあ・・・
でも、誰もいないなあ・・・

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で、順調に進んでると思いたかったのですが、写真撮りながらだとだいぶペースが遅れ気味で、自分の足だと山頂到着が16時半過ぎそうだったので、ショートカットコースを選ぶ。大河原峠に到着。

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うん、眺めはいいんだけど・・・誰もいません。

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シーズンオフだからやっていないならまだしも、デッキとか朽ち落ちてるけど・・・

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そしてトイレも閉鎖中。ガーン。

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あとで宿泊したヒュッテの人に聞いたら、この大河原峠は車で来れるものの、まだ道路が封鎖されているためここから登る人がいないとのこと。
まあそもそも、竜源橋から登ろう!と思った時点でまちがっていたのですね、私。
大河原峠に、とてもわかりやすいイラスト図があったのでぱちり。

で、ちょうどお昼時だったので、誰もいない大河原峠でお昼にします。
今回の山ごはんメニューは、カレーうどんです!

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これは前日の準備写真。
液体のだしではなく、粉末のだしなら漏れる心配もない!(が、実際作ったらちょっとだしの味が少なめ。割と量が必要でした。なんだかんだで液体の方がよいのかも)
あと、こういう風に細かく分けることができるカレールーは優秀☆

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優秀飯ごう、メスティンに冷凍うどんを二つ折りにして入れます。
メスティンはお弁当箱代わりになって本当に便利です。

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春菊、ねぎ、しいたけなどの具材はジップロックに。

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ももちろん持っていきますよー
よく、「卵って持っていくの難しくないですか?」と聞かれるので、卵ケースをアップしておきます。ちなみにこれ、父のお下がりです。

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で、大河原峠での調理タイムに戻ります。
まず、メスティンにお水を160ccほど入れて、粉末だしを投入。

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バーナーで熱して沸騰するまで待ちます。
前回、塔ノ岳に登った時、風が強くてなかなか沸騰しなかったので、こういう風よけみたいなのを買ってみました。

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だいぶ沸騰してきたら、解凍済のうどんをIN。

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具材もIN。
が、持ってきた具材は半分くらいしか入りませんでしたw

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そして具材が半分ほど煮えたところで、カレールーをIN。
でも今思えば、カレールーはうどん・具材を入れる前に入れてある程度溶かしてからの方がうまく混ざったかなあ。具とうどんで既にいっぱいいっぱいで、かき混ぜるのに苦労しました。

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ね、もりもり。

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でもじっくりバーナーで煮込んでいたら、カレールーも溶けてきましたよ。

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だいぶルーが溶けたら、卵を投入。

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フタをしてしばし待つこと、1~2分。いい感じになりました!

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私は割と半熟気味の卵が好きです。

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すごいボリュームで大満足でした!
ただ、やや味が薄かったかなあ。だしはもっと濃い目にした方がもっとおいしかったかも。

そして、後篇に続きます。