畔室長裏日誌

某写真系アトリエギャラリーを主宰しているsaorinです。乳がんを宣告されたのをきっかけに、個人的な日記が書きたくなって立ち上げました。主に乳がんの闘病日記と毎日のごはん簿をUPしていましたが、治療が落ち着いた今は登山・キャンプ・旅など趣味についても書いています。

自分を柔軟に変化させられる者が人生を制す

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-こんな場所は嫌だ、どこか別のところに行って環境が変われば、今よりはもっと状況はよくなるはずだー

そのように言っている人の言葉を私は実際に聞いたことがありますが、

自分自身が変わろうとしなければ、どこに行ったって同じです。

職場から自宅まで往復4時間かかるとか、近所の騒音がひどくてノイローゼになってるとか、そういう具体的な事情がある場合はもちろん、別の場所にお引越しした方がよいです。当たり前です。理由が明確ですから。

そうではなく、ただ漠然とした理由で「ここは何か嫌だ、好きになれない、今あまり毎日を目いっぱい楽しめていないのは、きっとこの環境のせいだ」とぐじぐじ考えている人。
そのマイナスなことを考えている時間こそ、心と体と脳みその無駄遣いということに気が付いていない。
寿命を全うするまで与えられた時間は限られているのだから、生きているその時間をネガティブな思考にとらえられたまま垂れ流すなんて、阿保の極致だと思う。

今いる環境が何となく嫌なら、なぜ嫌なのか具体的に理由を書き出す。
無理やりにでも理由が書き出せたら、改善できるか考えてみる。
もし改善することに成功したら、嫌な要素がなくなるわけだから状況は変わりますよね。
改善を試みて、ダメだったらそれはしょうがない。別の選択肢(我慢するか、思い切って違う場所に飛び込んでみるか)を探す。

具体的な理由がなく、ただ何となく嫌なだけという人。
今いる環境は本当にダメなのか?具体的な理由がないなら、問題はきっとあなた自身にあると思う。
はたから見たらマイナスな要素でも、別の角度から見ると長所だったりすることは多々あるので、考え方次第で人生は楽しくなると思う。

がんになったことも、よいことだったと思えるようになった私が言うのだから、きっと正しいよ!
100%実行できなくても、心がけ大事!