ベトナム旅行記 その1
思い立ってベトナムへ
MRIやらCTやら、はあーもうへとへとですよ、の検査の嵐の翌日、ベトナムに向けて出発!
というのも、ベトナムのハノイに友人が住んでいるので行きたいなーと思いつつ、海外となるとなかなかふんぎりがつきませんでした。
でも今回病気かもしれないタイミングで、一時帰国でその友人と東京でごはんを食べることができ、やはりベトナム行きたい熱が再燃。
私、行ってやるもんね!と航空券と残存期間が危うかったパスポートを手配したのでありました。
私にとっては、色んな意味でタイミングが合わないとなかなか行けないのが海外。
病が後押しするのもなんか変な感じですが、今回はまさに乳がんがわかったから行ったようなものです。
他の臓器に転移しているかどうかは旅が終わってから判明するので、もう後は野となれ山となれ~みたいな感じでの旅支度でした。
ベトナム旅行記、フィルム写真とiPhone写真が織り交ざっていて、かなり写真もりもりで長いですが、お暇な方どうぞ。
長すぎるので2つに分けてます。
ベトナムエアラインの直行便で行きました。
行きの便から、富士山が見えたので思わずぱちり。
今回、ベトナムにしては割と長めの6泊8日という日程で組んでいました。
行き先とか、ほぼ友人が調べてくれました。ハノイのおうちにも泊めてもらい、本当に感謝。
おもしろかったのが、前半は↑の写真でおわかりのように、ベトナムのハワイと呼ばれるリゾート地、ダナンでザ・バカンス。
気温30度。夏です。
ダナンへは、ハノイから飛行機で1時間半弱。あっという間に到着です。
そうかと思えば、後半は山岳部族が住む町でダウンベスト着てたから、なんか1回の旅行でベトナムを思いきり満喫できました。
屋上にこんなすてきなプールバーがあるリゾートホテルに泊まりましたが、1泊の一人あたりの値段が安い。
お手頃価格でリッチな気分に浸りたい方は、ダナン、おすすめです。
ホテルから送迎バスで1時間ほどのところにある、古都ホイアンにも行きました。
昼間もすてきだったけど、夜はこんな感じであちこちに提灯に火がともって幻想的な街でした。
ホテルの屋上プールバーで、月見酒もしましたよ。いやーいい夜だったな。
と、リゾートを満喫した後は、ハノイ駅から夜行列車に乗って、北の地へ。
「GA」はベトナム語で「駅」という意味だそう。
かなりぎりぎりに到着。急げ!
写真は撮らなかったけど、寝台特急の部屋は4人相部屋。
もう2人が男だったらいやだなーと思ったけど、行きは割と若いスペイン人カップル、帰りは年配のフランス人夫婦で、よかったよかった。
写真をはしょりましたが、夜行列車は中国との国境に近い、ラオカイという駅に到着。
その後、ラオカイからバスで1時間山道を揺られ(かなりすごい揺れだった)、バックハーという街に到着!
このバックハーでは、毎週日曜だけ市場が開かれていて、地元の人達と観光客とで賑わいます。
この辺は山岳部族が住むエリアなので、そこら中民族衣装を着た人たちでごった返していました。
いやーたまたま到着日が日曜に当たっていてラッキー。
みんな、思い思いの物を(適当に)売りながらおしゃべり。
部族ごとに衣装が異なるのですが、特にこの「花モン族」の衣装、ピンクが基調になっていてかわいかった。
こんな感じで、似たようなお土産物のお店が延々と並んでいます。
着いたのは朝だったので、朝ごはん中の人達もたくさんいました。
活気がすごい!
私たちも、地元の人達に交じってごはんを食べることにしました。
食べたのは、切り落としの豚肉と野菜がたっぷり入ったフォー(多分)
↑の写真に写っている周りの地元の人たちが、身振り手振りで食べ方を教えてくれ、私たちが食べてみたらすごくうれしそうににこにこしていました。
それにしても、ベトナムはカオスです。
朝ごはん食べてたら、なんか近くからけたたましい鳴き声がするな・・・と思ってよくよく見ると、おそらく買ったばかりのほやほやニワトリを足で押さえながら食事してるおじさんがいた。
思いきり外で散髪してる人たちがいた。
いやーんかわいい!子犬だらけ!!と目をハートにしながら写真を撮っていましたが・・・
この子犬たち、実は食用のために売られているのだそう。ヒイイイーー
なんか、一見あどけない女の子が子犬を初めて連れて戸惑ってるみたいな感じにも見えますが、この子犬は食用。
この後、実際に子犬を買って持ち帰ってるおじさんを目撃。
扱い方はまさに鶏のようだった。。。
高台の上に登ってみると、水牛だらけ!臭いがきつい!
ここは、日曜市で開催される水牛マーケットです。
水牛って、あのモッツァレラチーズの水牛ですよね。
日本円にして、1頭2~3万円くらいで買えるらしいです。安い。買えるじゃん。
柵なしでその辺をうろうろしている水牛たち。
この後、私は水牛の落し物を見事に踏んづけました。
皆さんもここを見学する時は気を付けましょう。
民族衣装を着た、あどけない少女たち。
欧米人のおじさんが、写真を撮って見せてあげていました。
こういう時、ポラとかチェキだとそのままプレゼントできていいですね。
いやーバックハー日曜市、めっちゃ楽しかった!
ベトナム旅行中で一番シャッターを切る回数が多かったのがこの日曜市でした。
そしてこの日、ラオカイへバスで戻り、さらにそこからバスで1時間ほどのところにある街、サパへ。
バックハーも寒かったけど、サパはもっと寒かった!標高が既に1000Mを超えているそうで、最高気温12度。
ダナンとの気温差がすごい。。。
「日本で言うと沖縄と北海道に連続して行くようなもの」と友人に教えられ、なるほど納得。
ベトナム旅行記 その2へ続く。